赤い阿蘇山 (2021年8月29日)
こんにちは。213です。
大分から阿蘇へ戻り、夕方を撮影しました。
前回の記事はこちら
まずはいこいの村駅で撮影。
キハ147系です。ここの撮影は難しいものでしたが何とか縦で。ガッチリした車体がかっこいいですね。
続いて農道と阿蘇山。阿蘇山とあそぼーい!撮影した場所の近くですね。
阿蘇山の陰影が非常に美しいです。心地よいコントラストが阿蘇山の表情を作ります。手前の農道とその先の小屋が人の流れを想起させ、ストーリー性があっていい写真ですね。
外輪山に登り阿蘇山を望みました。柔らかい夕日が阿蘇山に当たります。
阿蘇山の多面性が出た写真かなと。カルデラの中は住宅や田んぼが広がっていますが、ちょっと上を見ると険しい火山がたたずんでいます。
日がまた深く沈みました。調整池の反射がアクセントに。外輪山のおかげで阿蘇の山頂に光が当たるものの手前の平地は影に。
おそらく日は完全に地平線の下へ。自然と紫系の色に転んでいきました。実はこの写真には豊肥本線の列車が写っています。よかったら探してみてください笑
今回はここまでです。
熊本編、ようやく完結です。非常に時間がかかってしまいました。
熊本編は阿蘇を中心に撮影しました。阿蘇の雄大な土地を存分に楽しみました。大分方面でも阿蘇の影響が出ていて、その力強さを見せつけられました。
九州編はあと一回だけ続きます。早めの更新を頑張ります。
それでは
豊肥本線・大分県の鉄橋たち (2021年8月29日)
こんにちは。213です。
臼杵での撮影はこちら
第二大野川橋梁
豊後大野市白鹿浄化センター付近で撮影できるスポットです。
赤色のキハ220系です。天井も赤色のこだわり。スカートは黒いですが笑
大分行きの「あそぼーい!」を撮影しました。4灯点灯がかっこいいです。同行者によるとフォグの点灯は「気まぐれ」らしいのでツイていました。
リバーサルでも撮影しましたが、めちゃくちゃブレブレです。プログラムオートでシャッターを切っていただけなので、考えてみれば当然ブレを起こすよな、と後悔。
百枝鉄橋
続いては、百枝鉄橋です。
まずは普通列車のキハ220系です。赤の通常色と青の「シーサイドライナー」の連結です。山間の路線なので「どこがシーサイド?」の突っ込みが飛んできます。調べたところ2022~'23年ごろに塗装変更の計画があるそうです。
この場所はトンネルを出て即鉄橋というインパクトのある線路構造をしています。この構造は阿蘇山の
大分から熊本へ戻る「あそぼーい!」です。第二大野川橋梁で撮影したのと同じはずです。普通列車の時よりアップで撮影しました。
前日と違い、ドアップでの「あそぼーい!」の撮影が増えました。よく写真を見てみると年季の入った車体だなと感じました。
リバーサルでも撮影しました。
…ごらんのとおりです。構図は甘いし被写体ブレを起こすという結果になってしまいました。第二大野川橋梁と同様の失敗です。
一応言い訳すると、⑴明るいからとプログラムオートで油断した、⑵ISO100と中判ズームという暗い組み合わせだった、という点が原因として挙げられそうです。中判だとシャッタースピードに限界が来るため、135フィルムで明るいレンズを使うのが無難に思えます。135に回帰かしら。
ただ広角の写真はこの場所の特徴をよりわかりやすく表現してくれます。背景の絶壁のことを「岩戸」と呼んでいるようで。おそらくこの地形も阿蘇山の力が影響していそうですね。
結果的にはX100F使えばよかったかな…
玉来駅
鉄橋ではないですが、大分でもう一か所撮影しました。
駅舎は木造。比較的新しい建物のようです。
大分側からホームに侵入する九州横断特急です。キハ185系の2両で運用されます。今年の春は「電車の185系」をよく撮影したなと思い出しました。気動車と電車での番号被りは大丈夫なのだろうか?
太陽光が当たると美しい赤色です。熊本方面は駅を出るとすぐにトンネルがあります。
今回はここまでです。
今回の撮影で豊肥本線をある程度並走した形になります。電化区間の肥後大津駅までは住宅街なのですが、そこから先は過酷な地形を走る路線に変貌します。特に今回撮影したような川沿いはどうやって線路を引いたのかと建設した職人さんには頭が下がります。
豊肥本線については多種多様な列車が走る路線です。ダイヤにもよりますが「ななつ星in九州」もやってきます。撮影していて楽しい路線だと思います。もちろん乗るのも楽しそうですね。
それでは。
日豊本線・下ノ江駅の俯瞰 (2021年8月29日)
こんにちは。213です。
阿蘇を抜け、原尻の滝を越えて大分県の臼杵市までやってきました。
前回の記事はこちら
車に乗せていただいた身ですが、阿蘇から臼杵まで1時間半と思っているより近いなと感じました。思っているより九州の東西は近いようです(宮崎は除く)。
臼杵市にある下ノ江駅(したのええき)付近では日豊本線の俯瞰撮影ができるため、それの撮影のために臼杵まで来ました。
下ノ江駅
列車までの時間があるため、駅を探訪しました。
”のぼり”に書いていたのですが、この駅舎は築100年の木造だそうです。九州には昔から大切に保存されている駅舎が多いように感じます。
駅舎の横には稲荷神社があります。かなり強い神様らしく今も大切に祀られているようです。
ホームと815系。1999年デビューの車両ですが車体からは古さを感じない、いいデザインに思います。
下ノ江俯瞰
森の中を走る列車を撮影できるスポットです。九州を代表する特急形車両、787系が駆けていきました。強烈な光の反射がブラックボディから飛んできました。
再びの815系。阿蘇の時もでしたが、自然の中の赤い列車はめちゃくちゃ映えます。
この写真は佐伯/宮崎方面行きです。白熱灯とLEDのヘッドライトが混在している独特のスタイル。進行方向を向いていてくれた方がかっこいいですね。
ブログを書くときは被写体について調べているのですが、「787系」と調べると予測変換に「…ボロボロ」と出てしまうのはなんとも… 博多で見かけたときは車体が結構ぼこぼこだったのは印象に残っています。
今回は以上です。
昔からの定番撮影地のようで、下ノ江駅で検索するといろいろな車両がここを走っていたのがわかります。今は787系の「にちりん」、同型で観光用の「36+3」がよく撮影されているようです。
臼杵へ行くまでに豊肥本線での撮影もしていますが、帰りの分と合わせてブログにまとめようと思います。
それでは
「東洋のナイアガラ」原尻の滝 (2021年8月29日)
こんにちは。213です。
今回は「原尻の滝」の撮影記録です。
前回の記事はこちら
弧の形をした滝です。平地の中に突然滝が現れるさまから「東洋のナイアガラ」なんて呼ばれていたりします。
滝つぼへはこの距離まで近づけます。岩場なので足元に注意する必要がありますが、大迫力の滝を近くで楽しめます。
長秒露光をやってみました。角型NDのソフトとリバースを組み合わせた即席NDフィルターを使用しました。露出ムラが発生しそうですがとりあえずで使用します。
滝の部分と岩場の部分が分離されていて面白いです。この滝が絶壁の形なのは阿蘇山の噴火が関係しているようで、火山のパワーというものを感じられますね。
少し極端な撮り方をしてみました。
手前は浅いためか岩が見えますが、ある境から滝つぼが青く変わっていきました。滝は撮り方次第で表現方法を変えられて面白いです。
当ブログお久しぶりのモノクロ。水の表現に特化した見せ方になります。荒々しい水飛沫がかっこいいなぁと感じました。
1枚目と似たような角度になります。滝上はフラットになっていて人が立ち入れます。ある程度ならば、水が落ちていくところに近づくことができて、ちょっと恐怖を感じました。滝の上は遊歩道が整備されていて、様々な角度から滝を観察できます。
今回はここまでです。
横広の滝は多分はじめてだと思います。縦長で勢いよく落ちていく滝はもちろんかっこいいのですが、このような滝は壮観という感じで圧倒されました。
これだけすごい滝なのですが、滝に隣接するような形で道の駅があるので、車があればアクセス性は良好です。本家ナイアガラの滝のようにホテルがあったりとかはさすがにありませんが、ある程度は快適に観光ができそうです。
最近知ったことですが、大分県は「温泉県」を標榜していながらも、この豊後大野市には温泉がないそうです。そこで「サウナ」を推して観光に来てもらおうとキャンペーンを行っているそうです。この滝もそうですが、市内には綺麗な川が流れているので水風呂にはピッタリというわけです。ないからこその考え方というのは面白いですね。
それでは
阿蘇の明け方 (2021年8月29日)
こんにちは。213です。
九州編、ようやく三日目です。
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この日は阿蘇周辺から撮影を開始しました。
まずは大観峰を訪れました。
大観峰は阿蘇の外輪山にあるビュースポットで、阿蘇山を望むには最適な場所です。
阿蘇山と雲海が組み合わさることで仰向けの涅槃像が見られるときもありますが、この日は雲が分厚いため阿蘇山が見えませんでした。
少し視点をずらして外輪山の方を向きました。
今撮影している場所につながる道が写ります。こうしてみると外輪山の尾根に沿って道が引かれているのがわかります。雲海のおかげで幻想的な雰囲気になりました。
昨日に続き米塚です。太陽光が当たるとその表面の美しさがあらわになります。
雲と太陽が陰影を作り、ただの草原に表情をつけています。なんだか気持ちのいい写りをしていて好きな写真です。
山の上部は草原がりなす。今回のように、雲で町が隠れてしまうと、草原がどこまでも広がるような感覚です。
米塚から振り返ると杵島岳(きしまだけ)です。こちらも独特の造形で美しいです。
火口方面と思われます。雲と光の加減が面白い一枚になりました。
今回はここまでです。
様々な光の表情を見せてくれました。雲の動きと太陽の上昇で、刻一刻と風景が変わっていくのが面白かったです。
阿蘇の風景ですが、前日撮影した夕方と違い緑の草原が印象的でした。雲海も出やすい土地らしく、幻想的な風景が「日常的」に広がっています。何日も通えばもっと面白い写真が撮れそうです。
それでは
阿蘇山・夕暮れの米塚 (2021年8月28日)
こんにちは。213です。
前回の記事はこちら
観光サイトによると、米塚は3300年前の噴火によって形成された火山だそうです。
この写真の右側に写る山が米塚、おわん型の山体です。手前の草原には夕日が当たり、表情を作っています。
この草原が広がる風景は阿蘇の醍醐味ですね。
より日が低くなり、太陽の輪郭をしっかりとらえられる時間になりました。写真の明暗差を考えるとこちらの方が米塚がわかりやすいです。
日が沈む瞬間を撮影。画面中央には北側復旧道路が写ります。熊本地震の際は阿蘇と熊本市をつなぐ幹線道路が寸断されていたようですが今はこうしてつながっています。
今回はここまでです。
久しぶりに夕日を撮りました。心が洗われるようないい気持ちになります。
米塚は丸っこくてかわいかったです。どうしてあそこまできれいな造形になるのか、自然の不思議さを感じます。
簡単に、それでは
阿蘇山と豊肥本線の列車たち (2021年8月28日)
こんにちは。213です。
前回の記事はこちら
仙酔峡を訪れたあとは鍋ケ滝方面へ向かいましたが、封鎖されていたため阿蘇方面へ戻りました。午前中撮影した「あそぼーい!」が大分から熊本に戻ってくるので、阿蘇で狙うことにしました。
構図の都合上、似たような写真が続きますがご容赦ください。
まずは「あそぼーい!」をパノラマで。短い編成が多い中、4両編成は特急の雰囲気出ています。あわせて阿蘇山の雄大さを表せた写真になったかと思います。
車体に光が当たりいいカットになりました。しかし、この写真には秘密が…
パノラマなのはそれなりの理由が。撮影の少し前まで晴れていたのですが、雲がかかってしまい稲穂に光が当たってくれませんでした。かなり悔しい写真になってしまいしたね笑
続いてキハ200。遠目からでも目立つJR九州のコーポレートカラーである赤色です。九州らしさが出ていい写真になりました。
X100Fでの撮影なので、トリミングをしても換算35mmでは遠いです。
こういった写真なので、遠目はポップコーン現象が発生しますが、プリント時にはそれらの問題は発生しないようです。
こちらはニコン。もう少し大きくシンプルに。
この日は霞が少なく阿蘇山がくっきり見える日でした。活火山なので火山灰が降ったりする日もあるらしく好条件を引くのは難しいそうです。
キハ147が来るとのことで、レンズを変更しノスタルジックな雰囲気を狙いました。
車体が光を強く反射してくれたおかげで主題をはっきりさせることができたと思います。また中央の車両に対して稲穂のボケの遷移、車両の確かな解像感はレンズの良さを表しているように感じます。陰影が少ない構図なので平面的な印象を与えてしまいますが、レンズによって遠近感が生まれたかなと考えています。
少し画角が短いのでそこそこトリミングしていますが狙い通りの写真になりました。
今回は以上です。
線路の裏には道路が通っているのですが、今回の撮影中は車が通らない激アツな展開が多かったです。あそぼーい!の時は曇ってしまいましたがおおむね天気も良くいい条件がそろっていました。同業者が何人かいたのですが、彼らも非常にテンションが上がってましたね。
一目でわかる場所、季節感のある稲穂、印象的な列車たちと様々な要素を含んだいい写真が撮れたと思います。考えた通りの写真になるとうれしいものですね。非常に楽しく撮影できました。
それでは!