新緑と381系「やくも」 備中川面駅付近 (2022年5月3日)
こんにちは。213です。
今回は伯備線の特急「やくも」です。ゴールデンウィーク中に行くチャンスがあったので撮影してきました。
「やくも」といえば、国鉄型の381系でいまだに運行されている特急電車として有名です。3月からは国鉄色のリバイバル編成も登場し、現在盛り上がりを見せています。2024年には新型車両へ置き換わっていくこともあり、撮影をするなら今しかないというわけです。
今回の出発地は倉敷です。そこから普通列車で伯備線を北上し、新見駅手前の「備中川面駅」までやってきました。撮影地は備中川面駅から北へ15分ほど歩いたところにあるカーブした鉄橋です。踏切横からの撮影になりました。普段は30分以上歩いているのでずいぶん楽に感じました笑
倉敷を7:42発の列車に乗り8:28に到着しました。そのような時間だったのですが撮影地にかなりの人がおり、何とか人をかわしながらの撮影になりました。
ある程度待機した後に、「やくも」8号の岡山行きがやってきました。国鉄色に塗装された編成です。国鉄色は「8・9・24・25」号が該当するとニュースでも報じられているのでお手軽に出会えました。
あまり詳しくないですがこの編成の特徴を2点。一つ目は6両編成でした。パノラマではないやくもは4+3の7両とかが多いですが、通常の顔で6両の固定運用のようです。二つ目は岡山側の先頭車は貫通扉で、スカートがガッチリしてました。本当の通常顔を見たいなら出雲市よりから見てみましょう。
この列車が通過するとほとんどの人が移動していきました。おかげでいいポジションに移動できました。まだまだ撮影は続けます。
続いて普通列車を撮影しました。
新見行きの113系4両編成です。黄色いこいつに会うと中国地方に来た感があります。広島からは一掃されてしまったので、そろそろ引退の足音が聞こえてくるのではないでしょうか。
同じく新見行きの213系2両編成です。短いのでちょっぴり寂しい感じです。
こちらはやくも9号の出雲市行きです。後ろからの撮影になりましたがきれいに収まりました。
先ほどの写真ではアイレベルの視点でしたが、今回はローアングルにしました。先頭車に迫力が出ていいですね。時間が経過して側面に太陽光が当たりはじめました。前面に影が入りやすくなりますが、立体感を演出するにはちょうどいいです。
最後にやくも12号です。通常色かつパノラマ編成です。今回の撮影で一番気に入っているカットになりました。新緑の緑と赤い帯が補色になっていて列車を引き立たせてくれました。
今回はここまでです。
この日は天気が良かったため5月の新緑が映える一日でした。その中を赤い特急列車が走る場面を撮影できたのは非常にうれしかったです。正直「新緑」というものをナメていました。sRGBじゃ厳しいのではとすら思いました。紅葉もいいですが、新緑シーズンも撮影に行くことをおすすめします。
今回の撮影地ですが、倉敷からお手軽にアクセスできる割に整った構図で撮影できる良スポットだなと感じました。岡山方面の先頭車に対しての撮影のため、バリエーションには乏しいですがい場所だったと思います。ダイヤによってはEF64の貨物も撮れるようで、今回撮影できなかったためうらやましいです。
この場所しか訪れていませんが満足度が高い撮影になりました。
それでは