津軽半島最北端の駅・三厩駅を訪問 (2021年9月20日)
こんにちは。213です。
前回の記事はこちら
龍飛崎から南東方向へ進み、国道339号線の終点付近に三厩駅はあります。
駅舎外観です。「津軽半島最北端の駅 三厩」と書かれています。本当の「厩」の字は様々な媒体で表示することができず、上の駅名標と下の紹介では字が異なっています。
津軽半島最北端の駅ですが、本州最北端の駅は対岸の下北半島にある大湊線の下北駅になります。
駅舎内装です。つい最近まで窓口業務をやっていたようです。待合室はしっかりしています。
室内はいろいろな掲示物があります。入口には太宰治の『津軽』の一節が掲示されていました。龍飛崎の先に路はないとの内容です。龍飛崎に近い駅のため、それに絡めた観光案内がなされています。ここからバスで龍飛崎へ向かうこともできるようですね。
ホーム側からの駅舎です。わかりにくいですが二重扉になっています。寒い地域の知恵ですね。
ホームの先、線路の終端です。昔は車庫があったらしいですが、当駅の業務内容が変更されて撤去されたみたいです。グーグルマップ上では車庫が残っていました。
停車していたGV-E400系を撮影しました。青の帯が空とマッチしていていい感じ。駅名標は通常のものとは違うデザインを使用していました。スペルは「Mimmaya」とNが付かないようですが、なかには「Minmaya」の表記もあるらしいです。
駅舎の横には乗務員の休憩小屋があり、長時間停車する際は列車の扉を閉めて小屋に移動するようです。
三厩駅に停車していますが、「普通 三厩」の表記でした。駅の奥には小さな車止めが設置されていました。
この列車は基本的に非電化区間である蟹田~三厩(厳密には信号場がある)間を走るそうですが、1日1本だけ津軽線を走破する青森行きがあるそうです。
駅で停車していたGV-E400系は2021年製造と超最新でした。つい最近まで津軽線の蟹田~三厩間はキハ40系が走っていたようで、製造年にして30~40年ほどのアップデートになるのでしょうか。
ホーム上の柵より手前にも線路があります。昔は2本の線路を使用していたようですが、現在では奥の一本のみ使用しているようです
今回はここまでです。
グーグルマップを見ていて難読駅名があるなと気になっていた駅でしたから、訪れることができてよかったです。本当は列車で訪れるのがいいのですが、ほかにもいろいろ回ろうとすると悩ましいものです。
龍飛崎まであと少しの場所ですが、ここから先は山が多くて険しい場所になります。道路すら限られてくる中で、線路を敷くのは難しいですね。
それでは