「奥津軽いまべつ駅」を訪問 (2021年9月20日)
こんにちは。213です。
今回から津軽編をまとめます。
今回訪れた「奥津軽いまべつ駅」は青森県にあるJR北海道の駅です。「唯一北海道以外かつ最南端のJR北海道の駅」とか、「本州最北端の新幹線駅」、「もっとも秘境な新幹線駅」、「もっとも乗降客数の少ない新幹線駅」などなどなにかと話題の多い駅だそうです。
駅舎外観です。ガラス張りの駅舎がお出迎えです。中には階段とエレベーターが設置されていて、改札階まで一気に登ります。
入口を登りきると改札へ続くガラス張りの橋があります。
改札はふたつだけとかなりこじんまりとした様子。5周年ということでそれをアピールした装飾がなされていました。
記念切符も発売していたので購入しました。この切符を見てると北海道にいるみたな気持ちになりました。
改札内です。ねぶた祭りの踊り手のイラストでしょうか。新幹線の描かれたディスプレイは疾走感があってかっこいいです。
ホームへやってきました。屋根(駅舎)がついているのは寒いところの新幹線駅という感じがでてていいですね。ホーム自体は非常に狭く、ホームドアの内側は2メートル程度しかない気がします。寒い駅でもあるため、よほどのもの好きでなければ列車の到着まではコンコースで待つのが正解でしょう。
駅名標です。新幹線仕様で在来線とは違ったスタイリッシュなデザインになっています。
残念ながら新幹線には会えませんでしたが、貨物列車には会えました。EH800形は2012年デビューですがなかなかの佇まい。過酷な環境を走っていることが伝わってきます。
新幹線駅であり、青函トンネルの前線基地であるため設備や標識が特徴的です。安全への設備がたくさんあるのでしょう。
さて、「奥津軽いまべつ駅」は楽しみましたが、ここにはもう一つ駅があります。
JR東日本が管理する「津軽二股駅」です。屋根なしのホームと奥津軽いまべつ駅と違って簡素な作りです。一応隣に道の駅があるので待合には困りません。
三厩行きの普通列車です。最新鋭のGV-E400系が津軽線を駆けていきます。津軽線はほかの場所でも撮影しているので後ほどまとめます。
入口のエレベーターから改札の間にある橋からはこのような景色が見られます。狭軌の貨物用設備と津軽線、標準軌の保安設備と線路が入り乱れています。
今回は以上です。
「奥津軽いまべつ駅」は最新設備と寂しさのギャップが大きい駅でした。この駅の最新設備が青函トンネルの安全を担っていることはよく伝わってきました。お客さんの利用以上に意義のある駅だと感じました。駅には働いている人以外おらず寂しいのですが、それが旅らしい感覚を感じさせてくれたように思えます。不思議な気持ちになりましたね。
正直なところ、ここを旅の目的地にするには物足りないところですが、寄り道するにはいい場所だと思います。道の駅もありますので休憩で寄ってみるのもいいと思います。また近くには龍飛崎があり、そこへ向かうための拠点としてこの駅を利用してみるのもいいかもしれません。
それでは