撮影記録 秋吉台カルストの明け方
こんにちは。213です。
前回の記事と同時期に訪れた秋吉台カルストについてまとめたいと思います。
前回の記事
カルスト地形は石灰岩でできた大地が侵食してできた地形ということで、特徴的な岩の突起が並び立つ景色を見ることができます。「秋吉台」はそのカルスト地形がひろがっている景勝地で、山口市から車で30分ほど移動したところにあります。カルスト地形のほかに秋芳洞という鍾乳洞もあり、山口の定番観光地として親しまれています。
今回は秋吉台カルストの星空と朝日を撮影できました。
星空
まずは深夜の星空から。
駐車場からの撮影ということで、カルストっぽい風景を入れることはできませんでしたが、星空の観察はできました。山口の市街地が比較的近い場所でありますが、方角によっては非常に暗い星空が広がっていました。
写真を始めてからはじめて天の川を撮影できました。非常にうれしいです。
明るい広角レンズは、古いニッコールしかないので多少性能不足はあります。特に周辺の光量落ちと収差はある程度発生します。それでも製造年代を考えればかなり優秀といえるのではないでしょうか。
星空は以上です。天の川のほかにも流れ星を観測できたのは非常に良かったです。
朝日
続いて朝日を。
ようやくカルスト地形らしい写真をお見せできました笑 白い岩が広がっているのがカルスト地形の特徴ですね。
この3枚は別のカメラを使っているわけですが、色や造形が全然違いますね。見比べてみると面白いものです。
朝日に照らされるカルスト台地。高木が少なく、草原地帯が広がっているのも特徴の一つです。
ひとつひとつ注目すると、岩の間から木が生えていたりと見どころがたくさんあります。空は秋模様で、美しい造形が広がっていました。久しぶりに季節を感じられる写真を撮れました。
9月の早朝ということもあって、長袖のシャツでは肌寒かったです。ここ最近も急激に寒くなり、秋から冬に進んでいることを日に日に実感しています。
草原地帯なので、単独で木が生えていたりすると非常に目を引きます。こういったものを撮りたくなるのはカメラマンのサガですね。
観光センター近くではこれくらい岩に接近できます。普通に触れます笑
早朝だったので営業していませんでしたが、この近くにはカフェがあります。カルスト台地を観察しながらコーヒーを飲めたりします。
まとめ
私は学生時代に「四国カルスト」へ行ったことがあるので、どうしても比較してしまいますね。簡単にそれぞれの特徴をまとめてみましょう。
秋吉台は市街地から比較的近い場所のため、気軽に観光することができます。また徒歩での登山路が豊富にあって、道路から離れることでより自然を感じることができると思います。一方四国カルストは道路脇からすぐにカルストらしい地形が広がっています。遠くまでカルスト地形が広がっているので、非常に見ごたえがあります。どちらにもいい点があり、行くべき価値があるといえるでしょう。
写真の面では機材の特徴が出たという感想。Zレンズの逆光耐性の高さ、富士のポップコーン現象、リバーサルの深みなどなど違いが表れました。使い分けてみるとキャラクターがそれぞれあって面白いですね。
今度はキャンプがしたいですね。こんなところでコーヒーでも作って夜を明かしてみたいと思いました。
それでは~