小田代ヶ原に一条の光 ~奥日光1泊2日旅その3~
こんにちは。213です。
前回に引き続き奥日光旅行です。
前回の記事はこちら
昨年にも小田代ヶ原に行ってます。その記事もあわせて。
今回は、旅行最大の目的である「小田代ヶ原の早朝」を撮影しに行きます。
小田代ヶ原に早朝へ行くには、最寄りの「赤沼駐車場」から出発するバスに乗る必要があります。というわけで前日の夜に駐車場へ入りました。
駐車場に隣接している観光センター。右手にトイレ、左手にバス停と車庫があります。
10月は4:30が初バスなので、3:50に起床しました。パンを食べたりなど準備をしていると、4:00あたりからバス停に列ができ始めました。
撮影時期ということもありカメラマンがたくさんいました。この時期の奥日光は非常に寒く、東京で20度近い日があったりしていた時期に、こちらは3度とあまりにも環境が違いました。寒かった。
車内はこんな感じ。みんな荷物が大きくて何とか融通しあう状態。年配の方が多かったですね。バスで10分くらい乗ると小田代ヶ原のバス停に到着します。
現場に到着して機材の準備をしました。まだ暗い時間ですが、星が撮れるんじゃないかと思い撮影開始。
現場は暗いものの、徐々に日の出が迫っていることを感じました。
ここからは徐々に日が当たっていく様子を載せていきます。WBは調整なしで載せてます。なので色が結構変わります。
まだ暗い時間でしたが、明るい写真が撮影できるようになってきました。まずは空の雲が赤く染まり始めました。
さらに時間が進むと雲に日光が当たっているのをより強く感じます。俗にいう朝焼けですね。2枚目は山へも日光が当たっていることがわかります。
パノラマ風の1枚。朝焼けが落ち着き奥の山体に光が当たり始めました。また手前の草原が多少明るくなり全体を望めるようになりました。
時期が良ければ手前の草原が紅葉で赤く染まりますが、私が行ったときはすでに終わってしまいましたね。
フィルムの写真をここで1枚。手前の草原に日光が当たり始めました。中央右に立つ白樺は「貴婦人」と呼ばれ親しまれています。貴婦人にばっちり光が当たっているのはいいタイミングでした。
再びパノラマ。さらに太陽が昇り、中央の並木に沿うように光が当たっています。タイトルの「一条の光」とはこのことであり、狙い通りに出てくれました。この時期だけ、このようにきれいに太陽光が当たるそうです。
中望遠で切り取ると、並木の浮き上がりかた(特に右側)がすごいですね。高コントラストで編集してみました。レンズはあえて開放なので、描写がちょっと緩くフレアが出ています。
ここまで太陽が出てきたらそろそろ潮時。皆さんぞろぞろと帰り始めました。私も片づけを開始。
片づけ途中でチャッと撮影。
今回はここまでです。
狙い通りの光は出てくれました。非常に満足度が高いです。運転や早起きなど大変でしたが苦労したかいはありました。曇りが怖かったですがしっかり晴れてくれたので助かりました。おかげで狙いがはっきりした写真が撮影できました。
正直にいうと、朝霧や樹氷が出るかな…?と期待していたのでちょっと悔しいです。まさか「晴れ過ぎる」とは。来年もまた来いというお告げでしょうか笑 納得いくまで本気で狙うなら連泊をおすすめします。
機材関係だと、ゾナーを持って行ったことがよかったですね。画角と現場での色味を考えて選択しました。あくまでカメラの液晶内の話ですが、ゾナーで撮影した写真の発色には心躍りました。このレンズをフィルムで!とか考えてしまいましたね。
それでは