213’s Photo Diary

写真や機材についてまとめる日記みたいなもの

日常記録 ソ連製の腕時計、ボストーク「コマンダスキー」を買ってみた

こんにちは。213です。

 

今回は最近買った腕時計について。

 

私は写真以外にも時計とかが結構好きで、学生時代に色々と調べたものです。

将来的にはグランドセイコーとかスイスの時計とか欲しいのですが、今はそんなお金がないので我慢をしているというわけです。

最近になって、今まで使っていた腕時計が電池切れを起こしてしまいました。また外見もボロボロになっていてそろそろ替え時かな〜と思いました。腕時計がないのは不便なので、とりあえず安いものでも欲しいと思ったわけです。

そんな中、どこで知ったのか忘れちゃいましたが、ボストークというソ連の時計の存在を知りました。以前に調べ回ってた時には聞いたことがないメーカーなので非常に興味を持ちました。ネットで簡単に調べたあと、ヤフオクで相場を調べてみました。すると「意外と安くていいじゃないか!」とというわけで購入に至ったというわけです。

 

せっかくなので物撮りブースを使って撮影してみました。

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Nikon Z 6 + AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

日本語:ボストーク/コマンダスキー

英語:Vostok/Komandirskie

ロシア語:Восток/Командирские

ボストークは東方、コマンダスキーは司令官という意味です。

 

おそらく1960〜1970年代のアンティーク品で、手巻きの機械式時計です。「ソビエト」の「手巻き時計」というロマンの塊みたいな物ですね。

この時計の特徴を。まずこの時計の下部(写真上の右)に「Заказ МО СССР」という文字が入っています。これは「ソビエト連邦国防省発注品」という意味らしく、販売されていた当時も限られた人しか買えなかった物だそうです。

またアンティーク時計はドーム型の「プラスチック風防」を採用しているのも特徴です。おかげで撮影に苦労しました。光の反射も消せませんでした笑 撮影に関してはまだまだ勉強不足ですね。

ムーブメントは2234という物らしいです。竜頭を引くと秒針がとまります。コマンダスキーの現代復刻版では、竜頭を引いても秒針が止まらないらしく、オリジナルとの違いがあるらしいです。

 

時計のデザインについて。一番目に付くのは真ん中の「赤い星」。いかにも「共産圏」を感じるデザインです。一方、文字盤周りはシンプルかつ実用的なので好感が持てます。ケースは金色です。傷だらけですがこの辺りは"味"としておきましょう。

 

精度については…気にしちゃいけない。いい時もあれば、ふと目を話すと大きくずれていたりと。ズレるクセは把握できていません。まあアクセサリー感覚ですよ。

 

現在この時計はオーバーホールに出ています。写真でも写っていますが、風防内のほこり、風防の傷、針のサビ、ケースの傷などお世辞にもきれいとは言えない状態でした。また、おそらくムーブメントもメンテナンスされていないため破損が心配でした。きれいに元気になって、戻ってきて欲しいですね。

 

 

今回はここまでです。特に共産趣味というわけではないですが、ソ連のムーブメントというのはロマンを感じます。これでも昔は時計大国だったらしく、意外としっかりしているとかいないとか。戻ってきたら大切に使いたいですね。

それでは〜