鶴居村のタンチョウ 北海道遠征6
こんにちは。213です。
第六弾はタンチョウです。
工程的には釧路湿原とセットですが、写真が多くなったので二つに分けました。
全体の工程はこちら
釧路湿原の記事はこちら
釧路湿原の北部に「鶴居村」があるのですが、ここでは野生のタンチョウが数多く飛来するのです。鶴居村には「鶴見台」と「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」という観察ができる場所があります。今回はそこから撮影しました。
鶴見台
タンチョウの飛来シーン。頭のてっぺんが赤いから丹頂というらしいです。
今まで撮ってきた鳥と比べて、線の細さが際立ちますね。
鶴見台はハクチョウも(たくさん)やってきます。編隊が謎に勇ましい。
タンチョウとハクチョウが横に並んだとき、ハクチョウの足の短さはなかなかです笑
向かいあってダンスをしているシーン。体が軽いのか、フワリと浮き上がるようにジャンプをします。
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
近くにいた個体から。首から頭が褐色な個体は幼鳥みたいです。翼もどこか茶色です。ペンギンの幼鳥と同じような感じでしょうか。
サンクチュアリらしい背景だと思います。軽く丘になっていて遠近感をうまく表現できるようになっています。
カメラを変えて、S1 Proでも撮影しています。
丹頂が美しいです。少しボケ方がうるさいですが、タンチョウはきれいに写してくれました。
上を向いて鳴き声を上げるシーンです。早朝に撮影すると、吐息が白く写るそうです。次回はそういったシーンを狙いたいですね。
質感は一番表現出来た写真です。このカメラでもちゃんと毛並みの表現まで写せます。
雪のサンクチュアリ
まずは飛行シーンから。本当に真っ白な体で美しいです。
ツル同士がきれいに交わったシーン。この足環をつけた個体は風蓮湖出生らしいです。こういった情報がわかるのは自然が管理されている証拠ですね。だからこうして写真を撮ったりできるんだと実感します。
幼鳥と成鳥の飛行シーン。
青味を強くして寒さを表現してみました。
今更ですが、S1 Proはボディの元がNikon F60です。機能はF60に準拠するため、AF-Sレンズのオートフォーカスは作動しません。MFで撮影です。難しい。
最後も風景写真で。あんまり遠景が強いレンズではないですが、雰囲気は写してくれました。
この小ささでも、右の丹頂がわかります。自然界だと目立ちそうですが、どうしてこの色になったのでしょうかね。と調べたところどうやらハゲているらしいです。
写真は以上です。何度も書いていますが美しいという感想を持ちます。写真的な話なら、表現面でデジタルだと少し弱いかなと思いました。簡単に白トビしてしまいます。次回はポートラあたりで上品に写したいですね。
よかった点では、雪が降ってくれたことです。普通の写真にアクセントということで、降雪によって特別感が増したなという印象です。
今回はこんなところです。
北海道遠征はあと2回くらいを予定しています。ここからは鉄道写真になります。
それでは