213’s Photo Diary

写真や機材についてまとめる日記みたいなもの

SL銀河を堪能 (2022年7月2日)

こんにちは。213です。

 

前回に引き続き、岩手遠征です。

今回はSL銀河関係です。

 

北上線を撮影後、釜石線へ移動してSL銀河を狙います。

釜石線は内陸の花巻から三陸方面の釜石をつなぐ路線です。観光列車としてSL銀河が設定されており、1日目に花巻から釜石へ、2日目は釜石から花巻へと往復しています。今回は1日目なので釜石行きになります。

というわけで宮守駅周辺まで移動してきました。ロケハンの結果、あまり人がいないタイミングでいい場所を確保したのでそこで撮影です。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S + Z TELECONVERTER TC-2.0x

ちょうど坂を上ってくる箇所を縦で撮影しました。坂の上なので機関車からは大量の黒煙が上がっています。ものすごい迫力です。

 

Nikon D700 + Ai AF Zoom Nikkor 28~105mm F3.5~4.5D(IF)

サブカメラで中望遠です。機関車のゴテゴテした感じを表現できたでしょうか。

ナンバープレートがSL銀河のイメージカラーに合わせて青色になっています。車体の一部は金色に装飾されメリハリのあるデザインになっています。

宮守近くの撮影はこれでおしまいです。というわけで遠野駅へ向かいます。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

SL銀河は遠野駅で1時間半ほど停車します。お客さんはここで休憩したりできます。

駅舎は1950年完成のものらしく味わい深いデザイン。そして駅前には河童の噴水。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

遠野駅の跨線橋に来ました。ちょうど普通と快速はまゆりが交換しているシーンです。

 

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

遠野駅に停車するSL銀河です。ずっとホームにいるわけではないようで給水とかをしているのでしょうか。発車の30分ほど前に再び駅へ戻ってきます。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

機関車を細かく撮影です。バルブと配管の力強さが素晴らしい。叡智を結集した感じがいいですね。パソコンなしでこれ作ってるの本当にすごいと感じます。

 

続いて客車へ

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

客車は青色です。この列車は宮沢賢治作品をテーマにしているようで、車体デザインは銀河鉄道の夜を参考にしているようです。みごとな青色でその存在感は圧倒的です。

客車はキハ141系というものです。もとをたどれば50系客車だということで紆余曲折が過ぎます。編成の中には「キサハ」という聞いたことない形式もありました。

外観を十分堪能しましたので、乗車します

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

同行者に切符を抑えてもらったおかげで乗車できました。非常にありがたい経験をさせていただきました。

車内ですが、木材をふんだんに使った落ち着いた印象で赤いモケットが上品さを醸し出しています。座席は広くないですが、かえってお客さん同士の距離が近くなったことが理由なのか相席になった人とお話ししたりしました。ひと昔前は相席の人と会話をするのは自然だったのでしょうか。

座席以外の場所は様々な展示物がありました。写真のものはごく一部です。宮沢賢治作品をイメージした伝統工芸品や宮沢賢治の手記などが車内のいたるところに設置されていました。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

遠野から釜石方面へ1時間ほど、陸中大橋駅で下車しました。たった二駅の乗車でしたが、非常に満足できました。機関車から少し離れた客車に乗っていてもその音は聞こえてきます。「トンネル時は窓を閉める」というイベント?もやってきました。

陸中大橋駅はオメガループと鉱山ホッパーの遺構がある駅です。駅の周りは山に囲まれていて巨大なループ線でその山を攻略します。山と駅の高低差を利用して鉱物資源を確保するホッパー(コンクリートの施設)が遺構として残っています。

 

今回はここまで

SL銀河は2023年3月で定期運用を終了するそうです。今回撮影と乗車ができたのは貴重な経験だったというわけです。ちゃんとに乗車するのははじめてでしたし非常にいい経験になりました。

車内は宮沢賢治の世界観を再現したものとなっているようです。残念ながらそのあたりの教養がありませんでしたが十分楽しめます。宮沢賢治ファンの方はぜひ乗車してみてください。

写真については迫力のある一枚を撮影できたことがまずうれしいです。蒸気機関車らしさを示す黒煙を吐く姿はかっこいいものでした。車体に近づいて機関車の力の源をじっくり観察できたのもよかったです。

それでは

北上線 早朝の錦秋湖を撮影 (2022年7月2日)

こんにちは。213です。

 

7月の頭に弾丸で岩手遠征に出かけたので、今回からまとめていきます。会社の鉄道好きの先輩からお誘いを受けたので参戦しました。

 

今回は北上線錦秋湖付近で撮影をしました。

北上線岩手県から秋田県をつなぐルートの一つです。現在は普通列車のみが走っていますが昔は大型のSLも走っていたようです。

早朝にゆだ錦秋湖駅付近の鉄橋で撮影しました。

Nikon D700 + Ai AF Zoom Nikkor 28~105mm F3.5~4.5D(IF)

錦秋湖湯田ダムによってつくられた人造湖です。その中を北上線の線路が通っています。早朝ということで朝霧が発生する湖と列車を撮影することができました。おかげで幻想的な1枚を撮影することができました。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

水量についてはおそらく少な目です。このあたりで土砂崩れが発生して、国道107号の一部が封鎖されているようです。その工事のためか水量が抑えられているように感じました。橋脚に水の跡がついているので水位の高さはうかがい知れます。

 

Nikon D700 + Ai AF Zoom Nikkor 28~105mm F3.5~4.5D(IF)

D700でパノラマのトリミングは久しぶりですね。この切り方はどうも繰り返してしまいます。

橋自体は長く続いています。ちょうど川に部分だけ赤い鉄橋が架かっていて、水没する可能性のある場所はこまめに橋脚が続いているようです。フェンスとかはなさそうなので車窓はそれなりの恐怖感がありそうですね。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

某鉄道写真作家風の切り取り方もしました。1両で来てくれたのでより注目しやすい構図になりました。

この鉄橋を交えた撮影は合計3本行えました。いくつかのカットが撮影できて満足です。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

ゆだ錦秋湖駅へ訪れました。どうやって撮るか悩んでいるうちに列車が来てしまいました。

 

今回は以上です。

まず一人ではいかない場所なので非常にいい経験になりました。車が必要ですし通えるような場所ではないです。1度でも撮影できただけで儲けもんです。

そういやキハ100系をしっかり撮ったのははじめてですね。Eがついていない列車ということでそこそこ古い列車になります。今はまだ主流な列車ですが、何年か経過すると希少な列車になっていくかもしれません。今のうちに記録をしておきましょう。

洒水の滝 (2022年5月29日)

こんにちは。213です。

ひさしぶりの撮影です。新緑シーズンで何かを撮影したいなと思い、今回は滝と新緑を撮影してきました。

 

今回訪れた「洒水の滝」は、神奈川県西部にある山北町にあります。アクセスは松田駅からJR東海御殿場線に乗って山北駅へ、そこから徒歩30分ほどです。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

奥に見えるのが洒水の滝。日本の滝100選に選ばれている名瀑です。観光地化されている滝で道中は舗装されています。気軽に自然を感じたい時におすすめです。

滝の前に特徴的な赤い橋があります。この橋を渡れば滝壷の方までいけそうですが、この先は立ち入り禁止です。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

赤い橋の先はこんな感じです。道路らしきものが残っていますが、とても通れそうにありません。落石も多く危険な香りがします。

シーズン的にはギリギリ新緑?と言った所でしょうか。濃厚な緑が滝を包んでいました。やりすぎない程度に色をコントロールする必要があります。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

実は赤橋の展望所とは別に展望台があります。長い階段を登ると滝を真横から見ることができます。建物にして10階は間違いないですね。毎日1時間ほど歩いていますが、アップダウンへの耐性が全くないもので簡単に息が上がってしまいました。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

全体で見るとこんな感じ。滝を真横から見ることはあまりないですね。縦に長かったです。

今回は三脚を持っていきましたが実際には使っていません。割と観光客がいましたし、カメラの手振れ補正のおかげで水が流れる速度までシャッタースピードを落とすことができました。

 

今回は以上です。

久しぶりに滝の撮影でした。水が落ちてくるだけなのですが、なんだかリフレッシュできるような気がしてよかったです。まあえげつない階段を登ったりしたので肉体的には披露してしまいましたが…

今回は簡単に。それでは。

新緑と381系「やくも」 備中川面駅付近 (2022年5月3日)

こんにちは。213です。

 

今回は伯備線の特急「やくも」です。ゴールデンウィーク中に行くチャンスがあったので撮影してきました。

「やくも」といえば、国鉄型の381系でいまだに運行されている特急電車として有名です。3月からは国鉄色リバイバル編成も登場し、現在盛り上がりを見せています。2024年には新型車両へ置き換わっていくこともあり、撮影をするなら今しかないというわけです。

 

今回の出発地は倉敷です。そこから普通列車伯備線を北上し、新見駅手前の「備中川面駅」までやってきました。撮影地は備中川面駅から北へ15分ほど歩いたところにあるカーブした鉄橋です。踏切横からの撮影になりました。普段は30分以上歩いているのでずいぶん楽に感じました笑 

倉敷を7:42発の列車に乗り8:28に到着しました。そのような時間だったのですが撮影地にかなりの人がおり、何とか人をかわしながらの撮影になりました。

 

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

ある程度待機した後に、「やくも」8号の岡山行きがやってきました。国鉄色に塗装された編成です。国鉄色は「8・9・24・25」号が該当するとニュースでも報じられているのでお手軽に出会えました。

あまり詳しくないですがこの編成の特徴を2点。一つ目は6両編成でした。パノラマではないやくもは4+3の7両とかが多いですが、通常の顔で6両の固定運用のようです。二つ目は岡山側の先頭車は貫通扉で、スカートがガッチリしてました。本当の通常顔を見たいなら出雲市よりから見てみましょう。

この列車が通過するとほとんどの人が移動していきました。おかげでいいポジションに移動できました。まだまだ撮影は続けます。

 

続いて普通列車を撮影しました。

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

新見行きの113系4両編成です。黄色いこいつに会うと中国地方に来た感があります。広島からは一掃されてしまったので、そろそろ引退の足音が聞こえてくるのではないでしょうか。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

同じく新見行きの213系2両編成です。短いのでちょっぴり寂しい感じです。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

こちらはやくも9号の出雲市行きです。後ろからの撮影になりましたがきれいに収まりました。

先ほどの写真ではアイレベルの視点でしたが、今回はローアングルにしました。先頭車に迫力が出ていいですね。時間が経過して側面に太陽光が当たりはじめました。前面に影が入りやすくなりますが、立体感を演出するにはちょうどいいです。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

最後にやくも12号です。通常色かつパノラマ編成です。今回の撮影で一番気に入っているカットになりました。新緑の緑と赤い帯が補色になっていて列車を引き立たせてくれました。

 

今回はここまでです。

この日は天気が良かったため5月の新緑が映える一日でした。その中を赤い特急列車が走る場面を撮影できたのは非常にうれしかったです。正直「新緑」というものをナメていました。sRGBじゃ厳しいのではとすら思いました。紅葉もいいですが、新緑シーズンも撮影に行くことをおすすめします。

今回の撮影地ですが、倉敷からお手軽にアクセスできる割に整った構図で撮影できる良スポットだなと感じました。岡山方面の先頭車に対しての撮影のため、バリエーションには乏しいですがい場所だったと思います。ダイヤによってはEF64の貨物も撮れるようで、今回撮影できなかったためうらやましいです。

この場所しか訪れていませんが満足度が高い撮影になりました。

それでは

大判カメラと氏邦桜 (2022年3月27日)

こんにちは。213です。

 

今回は埼玉県寄居町エドヒガンザクラ、「氏邦桜」を撮影きてきました。

そして機材の方が大判カメラです! ついにここまで来ました。はじめての大判カメラ、果たしてちゃんと撮影できたのでしょうか?

 

 

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WISTA45 + Schneider Kreuznach SYMMAR-S 135mm f/5.6 + FUJIFILM PROVIA 100F

こちらがはじめての一枚! 最初から無事に写ってくれました。

はじめての感想ですが、個人的には思っていたより簡単でした。というのも私には暗室での引き伸ばし経験があり、そのプロセスが近いためなんとなくでも撮影できました。感光などのやったらいけないこととかはわかっていたので経験が活きいました。

冠布なしかつしょぼいルーペで撮影したので画角とピントは難しいのですが、こちらもなんとなくでなんとかなりました。道具があればもっと容易に撮影できそうです。

 

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FUJIFILM X100F

こちらはX100Fの写真です。春っぽい現像にしました。

ここで大判カメラの「アオリ」について。X100Fは換算で約35mmのレンズを搭載しています。一方フィルムは135mmのレンズで、換算で0.28倍して37.8mmに当たります。しかし画角の余裕感はフィルムの方がありませんか? これはアオリの一種である「ライズ」を利用しているからです。

詳しい解説は割愛しますが、アオリを用いることでゆがみや画角の調整を行うことができます。これが大判カメラ!楽しい!

 

 

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Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

氏邦桜とカタクリの花です。土塁に植えられたカタクリも咲いていて、ひとつの写真に収めて撮影している人が多かったので私もやってみました。

 

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WISTA45 + Schneider Kreuznach SYMMAR-S 135mm f/5.6 + FUJIFILM PROVIA 100F

フィルムホルダーへの装填は暗袋で行います。こちらは少し難しいなと感じました。フィルムが間違って遮光板の方へ入ってしまう時もあったので苦労しました。おかげで一枚だけ露光位置がズレていました笑笑

 

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WISTA45 + Schneider Kreuznach SYMMAR-S 135mm f/5.6 + FUJIFILM PROVIA 100F

使用したカメラはウイスタです。日本製で藤のバッジが特徴です。このカメラを触るまでは聞いたことがないメーカーでしたが、大判業界では割とポピュラーだそうです。外観はリンホフ・テヒニカシリーズに似ていて使いやすいです。

レンズはシュナイダー・クロイツナッハのジンマーSです。シュナイダー製では一番ベーシックなレンズ名です。オルソメタータイプの構成で、明るさは不要だが歪まず高性能という要件を満たすのに適しているそうです。f/5.6のレンズですが、撮影時はf/32まで絞っているので明るさは不要ですね笑

 

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WISTA45 + Schneider Kreuznach SYMMAR-S 135mm f/5.6 + FUJIFILM PROVIA 100F

こちらは多分コブシの花です。あんまり詳しくないので参考程度で… こちらも一本だけ目立つように植えられていたので撮影しました。

デジタルデータ化はZ 6と24‐70mm f/4による接写で行いました。60mmマイクロも持っていますが色収差が激しいレンズなのでこちらを使いました。rawでフィルムを撮影して、Lightroomで大まかなトリミングと色調整を行い、Photoshopで歪み調整を行いました。Photoshopでの色調整は苦手です笑
色は原版に近づけています。完璧な再現にはなりませんがそこそこ頑張ったと思っています。しかし、画像の高精細さには負けてします。原版の圧倒的な描写はデジタルデータでは伝わりません。こればかりは原版を持っているのみが楽しめる点ですね。

 

今回はここまでです。

カメラとフィルムのことばかり書いてきたので最後に「氏邦桜」について簡単に。

埼玉県寄居町鉢形城跡に存在している、エドヒガンの一本桜のことを「氏邦桜」と呼んでいるようです。ソメイヨシノよりは早咲きで今回は4月1日あたりが満開だったはずです。アクセスはよく、車の場合は駐車場がありますし、電車の場合でも寄居駅鉢形駅か徒歩20分くらいで行けます。東京からは池袋で東武東上線を利用しましょう。

この氏邦桜、これでも満開ではないそうです。まだまだ余力があったようで懐の深さというか長寿の余裕というか素晴らしい桜だなと改めて感じました。天気が良ければ長い期間楽しめる桜だと思います。

 

いやー大判カメラ楽しいですね。ほどほどに向き合っていこうと思います。それでは!

小田急線・東京の夜とVSE (2022年3月初旬)

こんにちは。213です。

長いこと続けてきた小田急編ですが、この回で一区切りとします。

今回は夜の都心で撮影です。撮影できるところは限られていますが、わずかな明かりを頼りに撮影してきました。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

小田急複々線区間で内側の急行線を走るVSEです。ホームからの撮影なので光が車体へわずかに届く程度ですね。おかげでカラーバランスがぐらつきます。

 

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

代々木八幡直前のカーブで撮影です。新宿の高層ビル群が後ろに見られます。

この撮影地は昼の写真はネットに上がっていますが、夜に撮影できるかが未知数でした。結果的に踏切のライトを利用して撮影しました。高層ビルの明かりを交えたいという狙いがあったのですが、概ね達成できました。

画角については200mmだとトリミングが結構必要です。サンニッパ、またはそれに類するスペックがあると楽かもしれません。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

南新宿駅横の踏切です。有名撮影地です。こちらも踏切の明かりを利用しました。都心に踏切はないと思っていましたが新宿周辺は意外と残っています。

 

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

こちらは新宿駅を出てすぐの踏切です。南新宿とは目と鼻の先です。

流し撮りをしたところ3号車しかタイミングよく止まらなかったのでこの写真です。3号車はVSEの特徴とも言える車両で、インテリアもエクステリアも他とは違います。VSEのロゴが入った車両なので記録できてよかったです。

 

Nikon Z 6 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

同じ踏切を至近距離で撮影です。スナップ感のある一枚になりました。この日常も終わりを迎えたことになります。

 

 

今回は以上です。

去年は185形を集中して撮影し今年はVSEに取り組みました。おかげで小田急小田原線についてはそこそこ知ることができました。GSEも魅力的なので季節ごとに追っかけようと思いました。

今回の写真については、撮影に難しい環境でしたが、記録に残せてよかったです。特に2枚目は狙い通りの形になったので満足しています。

以前にも書きましたが、VSEは新入社員研修の時にお世話になった車両で思い出深いです。たくさん記録を残せてよかったです。

それでは

小田急線・富士山が見える景色へ (2022年2月〜3月)

こんにちは。213です。

 

今回は小田急線と富士山が見える景色へ行ってきた記録です。3箇所ほどご紹介します。

 

川音川橋梁

新松田駅から東へ20分ほど進んだところにある川音川橋梁です。橋を渡る小田急線と富士山を合わせて撮影できます。

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Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S + Z TELECONVERTER TC-2.0x

有名撮影地名で写真がたくさん出回っていると思います。こちらは新宿行きの5000系です。

 

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Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

こちらは小田原方面の回送です。下りの列車の方が大きく見えます。

この撮影地は露出や調整が非常に難しい立地に感じます。後ろの冠雪を白飛びしないようにするのが難しいですし、高コントラストになりやすく派手派手な写真になりやすいです。どうやって仕上げていくか難しい場所だと思います。

 

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Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

お目当てのVSEです。撮影地横が鉄橋なので、独特の走行音も楽しめます。

この場所は出来るだけハイアングルの方が、架線柱や床下のような細かいポイントを潰していけると思います。余裕のある方は持ち出してみるのもいいかも知れません。

 

 

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Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

縦構図も撮影です。この場所は撮影視点自体はたくさんありますが、スイートスポットは結構限られます。縦位置の場所は比較的人気がない方なので、空いていたらカメラを構えてみてもいいかもしれません。

この撮影地、実は5回ほど行っています。行っても曇りで富士山が全く見えないなんてことが結構ありました。行く時は大体始発でしたし、しばらくは行きたくないと言うのが本音です… 

 

 

酒匂川橋梁

こちらも新松田駅から西へ進んだところにあります。側面からさまざまな撮影方法を楽しめます。

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Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

上記撮影地と同日に訪れました。編成を入れた水鏡が有名な撮影地ですが、私は先頭車優先で撮影しました。編成を全部入れると、写真右側に情報が偏りバランスが悪いなと思ったのでやめました。8号車(画面左端の切れている車両)まで入れれば良かったとという後悔が若干あります…

線路構造的には下りの小田原方面行きを撮影するのが良さそうです。

 

 

弘法山公園

秦野駅より徒歩50分ほど歩いたところに小高い山があります。そこの展望台から撮影しました。秦野市街地と富士山が見られます。

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Nikon Z 6 + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

秦野駅周辺のビルを入れて撮影しました。小田急はちょっと小さいかな笑

3月に入り、花粉やら黄砂やらでPM2.5の濃度が濃くなったのでしょうか。遠景が厳しい日になりました。雲一つない日でしたがちょっと悔しい1日でしたね。

撮影後は秦野市街地を少し歩きましたが、レトロな雰囲気があっていい街でした。喫茶店やケーキ屋などグルメも楽しめそうなのでお散歩にいいと思います。

また、秦野には富士山バックの有名撮影地がありますが、そこでは撮れませんでした。場所が狭く、現場の人とうまく場所を融通しないと数人で埋まってしまいます。私は定員オーバーだったので直前で撤収しました…

 

今回はここまでです。

休日なのに普段より早起きをしていたのが辛かったです。その上曇りだったのでキツかったです。ちゃんとGPVを見ていたのですが…

富士山との組み合わせは構図が不自然になりやすくて難しいです。その中でも秦野の俯瞰は個人的に好きです。俯瞰故バランスが取りやすくて、場所の主張もありわかりやすいかなと思います。秦野駅周辺を切って、ズームすればもっとわかりやすくなりそうです。

 

VSEネタは色々撮りましたが、次が最後くらいですかね。新宿近郊で少し撮ったのでそれだけまとめればおしまいです。

それでは